作業効率を上げるためには色彩心理を使うと効果を上げることができます。
色には暖かく感じる暖色(赤系・橙系・黄系)、冷たく感じる寒色(青系)、寒暖を感じさせない中性色(緑系・紫系)があります。
作業効率を高めるには落ち着いて集中して作業できる空間が必要となります。よって寒色系や中性色系がお勧めとなります。
観葉植物を置いてみる、ノートやファイルに使用してみる、小物に使用してみるなどなど
参考までに色別色彩心理について
【レッドの心理】
交感神経を刺激し、アドレナリンの分泌を促すため、血のめぐりを良くし、心拍数や血圧を上げます。
体温を高め、肉体を活性化させます。
自分をアピールしたい時に身につけると積極的になれます。
部屋の色を赤系にすると、楽しく過ごせ、長い時間に感じます。
体力的に元気なりたい時に身につけるといいです。
ホテルのじゅうたんや宴会場などに最適の色。
赤の好きな人は自分に素直で正直、プラス思考、いつもポジティブで人生を熱く生きている人ですね★
【ピンクの心理】
女性ホルモンの分泌を促し、若返りに強烈な効果を発揮します。
心や筋肉の緊張を和らげ、女性らしさ、優しさを表現できる色です。
回りの人を幸せにしてくれます。
女性らしく、セクシーにみせたい時や甘えたい時に身につけるといいです。
寝室、トイレ、バスルーム、病院の待合室に最適。
ピンクの好きな人は気持ちの優しい、柔和な性格でいつも愛情でいっぱいの奉仕精神のある人ですね★
【オレンジの心理】
食欲を増進させたり、筋肉を躍動させる力があります。
食器やランチョンマットなど食卓に使うと料理が美味しく感じられます。
自己主張、キャリアをアピールしたい時に身につけるといいです。
ダイニングルームに最適な色。
オレンジの好きな人は、明るく、活動的、みんなの人気者、人生を楽しく生きている人ですね★
【イエローの心理】
新陳代謝を活発にさせ、表情を和らげ、生きるエネルギーをわかせる。
相手に強いインパクトを与える色。
脳を刺激し、学習意欲を高め、コミュニケーションが活発になります。
仕事への意欲や希望を取り戻したい時に身につけるといいです。
子供部屋、ダイニングルームに最適。
黄色の好きな人は楽天的でいつまでも若々しい気持ちを持ち続け、社交的で頭の回転が速く、情報通で知的な人ですね★
【グリーンの心理】
リラックス、視力回復とストレス解消に効果的。
バランスがよくなり、気持ちを抑える色。
円満な家庭をアピールする。
寒暖の差のない中性色。
人間関係がうまくいかない時、疲れている時に身につけるといいです。
リビングルーム、バスルームに最適。
緑の好きな人は穏やかで優しく、平和主義。 真面目でいつも客観的に物事を判断し、誠実で温厚な人ですね★
【ブルーの心理】
神経を静める作用があり、落ち着きを演出したいときに効果的な色です。
時間を短く感じさせるため、単調な仕事の場合の良い環境色となります。
集中力が増し、また安らかな眠りを誘います。
怒りを静めたいときに身につけるといいです。
子供部屋、寝室、病院の待合い室に最適。
青の好きな人は誠実でまじめ、信頼感があり、精神性が高く、理想主義者。
いつも冷静で物事を理論的、分析的に判断できる人ですね★
【パープルの心理】
心を調節して安定させる働きがあります。
芸術的才能を高めてくれます。
どんな不活発な健康状態も克服する力があります。
心理的に元気になりたい時に身につけるといいですね。
エステルーム、リラクゼーションルームに最適です。
紫の好きな人は芸術的な才能があり、個性的、センスがよく、カリスマ性のある人ですね★
【ホワイトの心理】
心理的には心を解放させてくれ、空間を明るく広々と見せてくれる効果があります。
白はすべての波長を含む完全な色=最高の色として扱われ完璧な状態を表す色でもあります。
また殺菌効果もある色です。
ファッションで白を着こなすのは難しいと言われていますが、白は生活臭を感じさせない非日常的は色でもあるので、改まった場所や特別な日にみにつけるといいですね。
白の好きな人は完璧主義な方が多いですね★
【グレーの心理】
心理的に感情を抑え、心穏やかにする色。
気持ちをニュートラルにし、平常心を保つ色。
グレーはシックで、何色ともあわせやすいく、大人のイメージを演出する効果大です。
あまり目立ちたくない時に身につけるといいです。
グレーの好きな人はとても控えめで、気配りのできる方が多いですね★
【ブラックの心理】
光を全て吸収する色で、全ての色の中で最も暗い色です。
感情を抑え静め、気持ちを引き締める効果がありますが、人に強い不安感をもたらせ、威圧感を与えます。
また、黒は皮膚をいため、老化させるとも言われています。
白同様、生活臭を感じさせない非日常的な色であるので、格調高さや大人のイメージを演習したいときに身につけるといいですが、顔色は暗くなります。
抑圧される色なので、子供や高齢者、病人の環境色としては不適切です。
黒の好きな人はプライドの高い人が多いですね★
人間の心理にしっかりと根付いている、色が及ぼす人間への作用や影響を理解し、上手に活用すれば、仕事や作業効率アップに役立てることも可能なです。
是非参考にしてくださいませ。
ただし、あくまでも統計学であることは伝えておきます。
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