大阪パーソナルカラー・骨格診断養成スクール| Imagination Colors®(色彩教育/カラー研修・セミナー)

本気で色のプロを目指すあなたの応援スクールImagination Colors®代表・一般社団法人国際カラープロフェッショナル協会代表理事 二宮恵理子です。

色を意識するだけで、暮らしが豊かに変わっていきます。

カラーメッセージでは、色の法則を知るためのエッセンスをお伝えさせていただいております。

是非日々の暮らしにお役立てくださいませ。

(2006年から書き続けているブログより抜粋しております。)

 

心地よい医院の色彩提案

 

 

(画像はにのみや整形外科 こちら

 

【赤】は、※ライトトーナス値の最も高い色で、筋肉が緊張し、心拍・脈拍が上昇する可能性の高い色のため、医院の色彩提案には最も不向きな色、なるべく使用しないでほしい。ただ小児科で楽しい雰囲気を演出するのに、アクセントカラーとして小面積であれば、使用することもできる。

【ピンク】は、※ライトトーナス値が最も低く、リラックス効果が高い色で医院の色彩提案には最も良い色。一般的には産婦人科や美容整形外科のイメージが強いが、科に関係なく、取り入れてほしい色。特にユニホームには積極的に取り入れてもらうと患者さまがリラックスでき、好印象を与える色でもある。

※ライトトーナス値

人間が色を目だけではなく、肌でも識別していることを証明する値、両目を隠して光が目から感じられない状態で、体にさまざまな色の光を当てていく実験を繰り返して値を出した。この実験による筋肉の緊張度合が、「ライトトーナス値」である。

23(平均値):ベージュ、パステルカラーなどの中間色
24(筋肉の緊張度低下):青などの寒色系
42(筋肉の緊張。心拍、脈拍の上昇):赤、オレンジなどの暖色系

【橙】は、太陽を連想させ、身体を暖めたり、元気づける効能を持つ。沈んだ気持ちを明るくして、元気を取り戻したい時にサポートしてくれる色でもある。リハビリ室の内装や機器に積極的に取り入れてほしい色で、整形外科や小児科には適している。ただし、橙は時間が長く感じるため、込み合った待合室には不向き。また腸の働きを助けてくれる効能もある。

【黄色】は、不安や寂しさ、孤独感を感じている人をなぐさめ、明るさや希望を与える色。胃腸に作用して調子を整えてくれる色でもある。黄色に白を足してできたベージュは医院の内装にはなくてはならない色でカーテンやドアなどに積極的に取り入れてほしい。また黄色に黒を足してできた茶色もリラックス効果が高く、気持ちを落ち着かせる色なので、医院の内装には適している。ただし、黒に近いダークブラウンは患者さんの気持ちを暗くさせるため、不向き。茶色を内装に使用する場合はミディアムブラウンやライトブラウンがおすすめ。

【緑】は、すべての色の中で一番休息を与えるので、人類はどんな色よりも緑を必要とします。太陽から降り注ぐ波長のなかで緑は中波長、また中性色(寒暖の差のない色)というバランスの色でもあります。血圧や体温、脈拍を正常に保ってくれる働きがあるので、科に関係なくおすすめの色です。リラックス効果が最も高く、落ちつく色NO.1.眼にも最も優しい色なので、高齢者が多い医院、眼科には最も適した色。観葉植物などを置くなどして積極的に取り入れてください。

【青】は、最も冷たく感じる色で空間では後退色です。冷静さや落ち着きを与え、脈拍を静め、沈静力、回復力、苦痛を和らげる働きもあります。看護師のユニフォームに取り入れると良い色。ただ不安や寂しさ、孤独感を感じる色でもあるので、小児科や精神科には不向き。青は時間を短く感じさせる色なので、混んでいる待合室には積極的に取り入れてほしい。
また青は食欲減退の色なので、短期間であればダイエットには最も効果を発揮できます。

【紫】は、すべての色の中で最も治癒力の高い色です。緑と同じく中性色(寒暖の差のない色)で、リラックス効果、回復力、精神の安定力があります。神経が落ち着かない時は紫を使うと有効です。紫の中でもラベンダーは比較的医院の内装やリハビリ器具に取り入れやすい色なので、積極的に取り入れてください。

【白】は、すべての色の中で一番明るく、清潔感があり、自然治癒力を高めてくれる色。また殺菌効果も高く、気持ちを浄化してくれる色でもある。
科に関係なく医院には積極的に取り入れて下さい。

【灰色】は、「グレーな気持ち」という言葉あるように気分を沈め、無気力な状態になってしまうため、できるだけ使用しないでほしい色。

【黒】は、すべての色の中で一番暗く、威圧感のある色。灰色以上に気分を沈めてしまう色でもある。また黒は精神療法医や色彩臨床医が嫌う色、なぜなら黒には色味がなく、すべての光を吸収し、人間の身体に色のエネルギーを遮断するからである。黒は皮膚をいためて、老化を早めるとも言われている。よって医院の色彩提案には一番不向きの色である。

このように少しだけ色を意識して、医院の内装・ユニホーム・器具などに取り入れていただくことによって、患者さまに心地よく感じてもらえ、それによって病気の回復も早くなる効果があります。

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今日も皆さまが彩り豊かに輝いていただけるのを願って、いつも読んでくださってありがとうございます。

 

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